活躍する店長の秘訣とは?仕事のやりがいと向いている人の特徴

店長の仕事

今現在、店長を担うなかで

「店長が向いているのか不安」「店長としての役目を果たせているか自信がない」

と感じている方はいませんか?

 

また、これから店長を目指す方は

「店長としての責任や自信をもって働けるのか」「周りからの期待やプレッシャーに負けてしまわないか」

と不安に思うことも多いですよね。

 

この記事では、20代前半で店長となり様々な店舗での経験を積んできた筆者から、店長の仕事内容ややりがい、また店長として活躍するための秘訣についてお話していきます!

 

読み終わったあとすぐに実践できるようリアルな体験談をもとにお届けするので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

 

✓本記事はこんな方におすすめ

 ・店長を務めているものの、イマイチ自信がなくやりがいを見いだせない

 ・店長の仕事内容と、そのために必要なスキルは何か知りたい

 ・店長にはどんな人が向いているのかを知りたい

 

*この記事を書いた人

 ・新卒で大手小売企業に就職、販売歴5年

 ・人の育成に力を注ぎチームの成長を評価され、店長職の傍ら、他店舗の人材育成も担う

 ・数値分析とチームビルディングが得意

 

 

目次

1.店長としての仕事

2.店長のやりがい

3.店長に向いている人の特徴

4.店長として活躍するための秘訣

5.まとめ

 

店長としての仕事

アパレル、飲食、コンビニなど、業界は多岐にわたりますが、店舗の店長って何をしているの?と言われると意外と見えにくいものです。

極端な話、店長「だけ」が担うべき仕事って、あるんでしょうか。

筆者自身も当初は「店長としての仕事」の全貌が分からずにいました。

 

そもそも、店長ってどんな役割なんでしょう?

 

店長とは店舗運営を取りしきり、責任をもって利益を出していく役割です。

 

その為に「店長としての仕事」をしています。

仕事内容を分類するならば「ヒト・モノ・カネ・ウツワ」の4軸です。

以下で詳しく解説します。

 

✔︎店長としての仕事を4軸で解説                        

①ヒト:育成・評価、人員計画

②モノ:商品管理、資産管理

③カネ:売上管理、損益管理

④ウツワ:法令遵守

 

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①ヒト:育成・評価、人員計画

(育成・評価)

店長として店舗をより良くする為に、部下育成は必須です。

 

店長の仕事としての「部下育成」とは、「単に業務の手順を教えるだけ」ではありません。

 

業務の手順を教える前に、スタッフそれぞれのスキルや適正を把握して、あるべき役割を担ってもらうことが大切です。

スタッフの適正にあった役割分担をするためには、日々のコミュニケーションや目標設定・評価が欠かせません。

また、役割分担後は業務を遂行できるまで、フォローアップを継続して行います。

 

店長はいつもスタッフのモチベーションを高め、自発的に行動できるように育成していくことが求められるのです。

 

(人員計画)

スタッフの適性から役割分担をした上で、人員計画を立てます。

人員計画とは月のシフト、週の計画、日々のワークスケジュールを管理することです。

 

例えば観光地のカフェだと、週末のランチ時は客数が多くなりやすいと考えられますね。

週末で客数が多く忙しい日に、経験の少ないスタッフばかりが配置されているとどうなるでしょう?

スタッフの手が追いつかず、忙しさに対処できないことが想像できますね。

更にもしトラブル等が発生してしまうと、現場だけでは対応しきれない可能性まで出てきてしまいます。

 

店長はスタッフの適性とスキルを理解し、人員配置することで健全な店舗運営を目指します。

 

②モノ:商品管理、資産管理

主に物販を行うアパレルやコンビニなど小売店では、店長が店舗の商品や資産の管理を担います。

 

商品・資産の管理をすることは、店舗の売上に繋がります。商品サービスを提供する立場として、主軸となる仕事と言えます。

 

(商品管理)

商品管理とは基本的に、商品の仕入れ、納品、保管、販売まで一連を指します。

例えば、売り込みたい商品を仕入れから管理するとなると、以下のようなことを考えていきます。

 

<仕入れ>・売上実績などから売り込みの方向性をもとに、いつまでに何をどれだけ仕入れるのか。

<納品> ・仕入れ計画通りの日時、数量、販売できる状態で入荷しているか。

<販売> ・納品後は仕入れた数量や内容が、想定通りに推移しているのか。

      ・顧客ニーズを満たしていない場合、どのように販売促進していくのか。

 

商品の一連の管理をすることは店舗の売上に直結する為、影響力の大きな仕事です。

店長の判断能力が試されると言っても過言でないでしょう。

 

実際は、例に示した仕入れや納品作業は店長自身が行う場合のほか、スタッフに教育して実施を任せ、店長は最終点検のみ行うこともあります。

 

(資産管理)

資産管理とは、主な店舗設備のレジや照明、陳列棚などのメンテナンスや修理依頼などを行い、安心安全な状態を維持することです。

 

例えば、あなたの自宅の近くに2軒のスーパーマーケットがあったとしましょう。

自宅からの距離は同じで、品揃えやサービスも同等の2軒ですが、

1軒は照明が明るく陳列棚も綺麗です。

もう1軒は照明が暗く、古びた棚やレジがそのままです。

 

あなたが顧客として行くなら、どちらのスーパーマーケットを選びますか?

きっと、照明が明るく陳列棚も綺麗なスーパーマーケットにしますよね。

 

商品やサービスだけでなく、店舗の資産も、顧客が直接触れるものです。

疎かにしてしまうと、店舗の印象が下がりかねません。

日々顧客の動向から、商品だけでなく幅広いニーズを読み取り、適正に管理し続けていくことが欠かせないのです。

 

③カネ:売上管理、損益管理

(売上管理)

売上は、顧客ニーズを満たしているのかを反映する明確な指標のひとつと言えます。

それゆえ売上管理は全ての店舗運営において、店長の欠かせない仕事です。

 

店長は常に店舗の売上を把握し、好調不調の波に応じて手を打つ必要があります。

手を打つとは、これまでの売上実績や顧客の声からニーズを掴み、都度最適な売場へ改善をしていくことです。

つまり、マーケティングをしていくことですね。

改善を重ね、日々売上管理をし、月次や年次といった売上予算の達成を目指します。

 

店舗にとって売上とは、成果物として最も大きく明確なものです。

店長は責任を持って、売上の管理に努める必要があります。

 

(損益管理)

店舗運営をする上で、

損益管理(簡単に言うと赤字化せずに黒字で利益を出すためのコントロール)も、売上管理同様に店長の重要な仕事です。

黒字で利益を出すには大前提に売上を獲得していくことが必要です。

そして獲得した売上から、必要な経費を適切なだけ割り振ることが重要になります。

経費の中では、大きな割合を占めるのが人件費なので、この部分の管理を突き詰めていけるとより健全な店舗運営が目指せるでしょう。

 

④ウツワ:法令遵守

店舗の長として、法令遵守は重要な仕事のひとつで、健全な店舗運営をするためには欠かせません。

 

例えば、スタッフの労働時間が労働基準法に違反していないかどうかや、採用時の労働条件から実態が乖離していないかどうかの点検、管理をします。

 

「どうしても仕事が終わらなさそうで、休憩中に業務をしてしまいました・・・」

「契約時には週19時間勤務だったはずなのですが、今月は週12時間しかシフトに入っていません・・・」

こんなことを言われてしまっては、店長として役割が務まりません。

 

店長は店舗の最終責任者です。

万が一スタッフが法令遵守できなかった場合、影響は店舗だけでなく会社全体に及ぶ可能性もあります。

 

法令遵守の点検、管理をするために、まずは自分自身が正しく知識を理解しなければなりません。

それだけではなく、店舗全体に遵守すべき法令の内容を周知することも店長に求められます。

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繰り返しになりますが、

店長とは店舗運営を取りしきり、責任をもって利益を出していく役割です。

 

その為に、「店長としての仕事」を、「ヒト・モノ・カネ・ウツワ」の4軸から行っています。

もちろん業界、企業や従業員の規模により異なる部分はありますが、基本的にはこれら全てを監督するのが店長の仕事なのです。

 

 

店長のやりがい

店長の仕事は、人材育成、商品・売上管理、法令遵守などと多岐に渡ります。

 

では日々幅広い業務を行う中で、店長のやりがいとはどんなところにあるのでしょうか?

 

実際に現場で店長を務めている筆者から、また筆者同僚のリアルな声も踏まえて解説していきます!

 

✔︎主な店長の仕事のやりがい3つ

・店舗の責任者として「自分の店」を築いていける

・売上などの目標達成の喜びをチームで味わえる

・人材育成に携わり、スタッフの成長を見ることができる

 

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◉店舗の責任者として「自分の店」を築いていける

店長の仕事のやりがいのひとつに、店舗の責任者として「自分の店」を築いていけることが挙げられます。

 

店長とは、店舗運営を取りしきり、責任を持って利益を出していく、つまり店舗を牽引するリーダーと言えます。

 

リーダーである店長は、店舗目標を定め、育成を進めて、日々業務を改善・仕組みを効率化します。

より良い環境を作り、売上に繋げることで店舗を成長させていくことが仕事です。

つまり、日々の積み重ねで「自分の店」を築いていくのです。

 

もちろん店長は幅広い業務を行う為、伴って知識やスキルを磨いていくことが重要になります。

ただし、はじめから全てが出来ていないといけない訳ではありません。

店長になってから学んでいくこともありますし、店長という立場にならないと気付けない視点もあります。

店舗を牽引するリーダーとして、試行錯誤しながらも、

自らの手で店舗運営を進めていくことができると、必ず大きな自信につながります!

 

試行錯誤しながらも自らの意思で店舗運営を進めていくと、成果になるのは売上の伸長だけではありません。

店舗の士気が高まったり、業務の仕組みができ円滑化されたりと様々なものとなります。

 

「あなたが店長を務めて、この店舗の雰囲気が前向きに変わったね」

「あなたらしい、明るい店舗だね」

 

筆者は店長を担うなかで、上司や他店舗の店長に、第三者目線でこのような言葉を貰った経験があります。

まさに「自分の店」を築いているという実感になった瞬間でした。

今でも変わらず、筆者にとって最もやりがいだと感じることです。

 

このように店長は店舗を牽引するリーダーとして、自らの管理・判断により店舗の経営が左右される影響力を持ちます。

経営への影響力から緊張感を感じることができるのも、店長職ならではのものです。

 

◉目標達成の喜びをチームで味わえる

目標達成の喜びをチームで味わえることも、店長の仕事のやりがいのひとつと言えます。

 

店長は日々、店舗運営を取りしきり、店舗を牽引するリーダーです。

店舗の月次や年次などのタイミングで達成すべき目標に向かって、スタッフを巻き込み一丸となって取り組みます。

 

「月次の売上目標達成の為に、売り込む商品を定めてチーム全員で売上伸長へ向けて行動し、目標を大幅に超えて達成できた」

「新商品発売に当たって、戦略を綿密に立ててチームで準備を進めて販売し、過去最大の売上を出すことができた」

 

例のように、目標を立てて達成の為取り組むには、計画し、チーム全員で目線を揃えて、一丸となって行動することが大切です。

成果を出す為の過程は決して少なくない分、達成できた時の喜びは大きなものです。

自分自身だけでなく、スタッフの努力や成長もあり目標が達成されることは、リーダーとしての大きな自信にもつながりますよ。

 

◉人材育成に携わり、成長を見ることができる

人材育成に携わり、その成長を見ることができることも、店長の仕事のやりがいのひとつです。

 

店長として店舗をより良くする為に、部下育成は必須の仕事と言えます。

そのためにスタッフの適性を把握し、最適な業務を担ってもらうことが健全な店舗運営につながります。

 

とはいえ、スタッフ1人が一人前に成長するまでには多くの時間や労力を要します。

当然スタッフごとに得意不得意は異なりますし、成長速度もそれぞれです。

 

それゆえ個性の異なる多数の人材を、一人前に育て上げることは容易ではありません。

ですがだからこそ、手塩をかけて育成してきたスタッフが成長した際には喜びは非常に大きなものです。

 

「レジでミスの多いスタッフが、克服して、更に新人スタッフにレジのコツを教えてあげるようになった」

「接客が苦手なスタッフが、克服して、商品知識を誰よりも豊富に持つレベルになった」

 

このようなスタッフの成長には、本人の努力が必要です。

加えて店長がスタッフの適性を見て、最適な環境でアプローチすることも重要です。

育成過程でのコミュニケーションや、フォローアップも欠かせません。

よって店長は人材育成を通して、自分自身の成長を感じることもできるでしょう。

 

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店長の仕事は、人材育成、商品・売上管理、法令遵守などと多岐に渡ります。

そのため店長として自分自身のスキルアップは必要ですが、その分大きなやりがいも感じられます。

 

 

店長に向いている人の特徴

 

ここまで、店長の役割と仕事、そのやりがいについて解説してきました。

店長の仕事がどんなものなのか、またやりがいを知ることで、店長職を具体的にイメージできるようになってきましたか?

 

✔店長の役割と仕事、やりがい

・店長とは店舗運営を取りしきり、責任をもって利益を出していく役割

・店長の仕事は、①部下育成、②商品・資産管理、③売上管理、④法令遵守の4軸からなる

・店長のやりがいは、①責任者として「自分の店」を築ける、②育成に携わり、成長を見ることができる、③目標達成の喜びをチームで味わえる、の3つが大きい

 

以上を踏まえ、店長に向いている人の特徴についてお伝えしていきます。

 

店長に向いている人の特徴は、

①リーダーシップ力

②マネジメント力

③コミュニーケーション力

の3つの能力を持っていることです。

 

多岐に渡る店長の仕事をする上で、3つの能力は欠かせないものです。

1つ1つの能力をきちんと伸ばしていくと、店長としての適性を上げていくことができると言えるでしょう。

 

ではそれぞれの能力ごとに以下で解説していきます。

 

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◉リーダーシップ力

店長は店舗運営を取りしきり、責任を持って利益を出していく、つまり店舗を牽引するリーダーです。

全ての仕事において、リーダーシップ力が欠かせません。

 

店舗運営はいつもチームで行います。

その中で店長は適材適所の人材配置と役割分担、業務の権限委譲を行いながら信頼関係を構築しチームビルディングしていきます。

 

この店長に協力したい、共に頑張っていきたいと思われるリーダーシップを持つことが大切です。

 

またそれだけでなく、スタッフに信頼して業務を任せることができるかどうかも重要なポイントです。

 

◉マネジメント力

店長は店舗運営に責任を持ってあらゆる物事を管理する立場です。

そのため、マネジメント力も店長には欠かせない能力です。

 

そもそも「マネジメント」という言葉は「経営」「管理」といった意味を持ちます。

 

店長は店舗運営を行うチームの長です。

チームの仕事のプロセスと結果を管理し、支援することが店長に求められるマネジメント力と言えるでしょう。

 

ただし人を管理しようとしては、信頼関係を築きにくくなります。

あくまで人とタスクの区別をし、正しい認識と伝え方をしていきます。

チームのスタッフ一人一人が能力を発揮できるように環境を整え、経営管理していく力が求められるでしょう。

 

◉コミュニーケーション力

店長としてリーダーシップを発揮し、マネジメントを行う上で、

2つの能力の土台となるとも言えるのがコミュニーケーション力でしょう。

 

店舗運営はいつもチームで行います。

スタッフとの信頼関係を築き、チームの一人一人が能力を発揮できる環境を整えるには、日々のコミュニケーションが重要です。

 

コミュニケーションの手段は様々ですが、大切なのは相手に関心を持ち、継続的に行うことです。

一見、当たり前で簡単そうですよね。

ですが、決して簡単なことではないのです。

 

店長はスタッフに声をかけて相手の状態を知り、いつでもフォローできる準備を整えます。

やり方は、ちょっとした雑談でもいいのです。

ポイントは相手の状態を知る意識を持ち続けてコミュニケーションをとることです。

コミュニケーションの積み重ねから信頼関係が構築されていきます。

 

続けていくことで、店舗運営が前に進んでいくと言っても良いでしょう。

実際に筆者が店長をするなかでも、重要と感じ続けています。

 

またコミュニケーションは日常の会話や雑談だけではなく、指摘や指導も同等に重要です。

相手に関心を持ち、継続的に行うことが大切ということに変わりはありません。

指摘、指導すべき時にきちんと伝えられることは、店長のとるべきコミュニケーションにおいて、非常に大切です。

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このように、店長に向いている人の特徴はリーダーシップ力、マネジメント力、コミュニーケーション力を持っていることです。

3つの能力を身につけると店長として活躍できるだけでなく、磨いていくことでその先のキャリアにもつながっていくでしょう。

 

店長として活躍するための秘訣

店長に向いている人の特徴を3つの能力(リーダーシップ力、マネジメント力、コミュニーケーション力)からお話してきましたが、それだけでなく、大切なことがあります。

 

何度も繰り返しになりますが、店長は店舗運営を取りしきるリーダーです。

そのため、店長は自分の役割を正しく理解し、すべて自分ごととして考え、客観的に判断できることが働く上で大切です。

 

ここでは、店長として活躍するための秘訣を、「マインド」「行動」の2つに分けてお伝えしていきます!

 

【マインド】店長として活躍する秘訣3つ

・仕事に対して熱意を持ち続ける

 ・・・店長としての役割を理解しながら、自分らしさも忘れない

・何事も自分ごととして捉える

 ・・・店舗で起きることは全て自分のことという意識を持って、まず自分がやってみる、また人のせいにしない

・プレッシャーへの耐性を持つ

 ・・・店舗でのリーダーとして責任とリスクを考えて自律的に考える、場合によっては嫌われ役を担うことも受け入れる

 

ここでのポイントは、店長としていつも「自分ごと」で捉えることです。

これらを心掛けて店長を務められると、リーダーシップ力にも繋がっていくでしょう。

 

【行動】店長として活躍する秘訣2つ

・相手起点と広く視野を持つ

 ・・・顧客とスタッフ目線をいつも持ち、変化や成長・成果を見逃さない

・一歩先を見据える

 ・・・臨機応変な対応ができるよういつも先を見据えながら、マルチタスクをこなしていく

 

ここでのポイントは、店長としていつも「相手」や「未来」を考えることです。

このように行動することで、マネジメント力にも繋がっていくでしょう。

 

店長として活躍する為の「マインド」と「行動」に、スキルや経験は関係ありません。

むしろ「マインド」と「行動」から、スキルや経験に繋がっていくと言えるでしょう。

 

 

もちろんこれだけで店長として活躍できる、ということではないのですが、間違いなく店長としての土台にはなり得る要素です。

 

店長として活躍するために、自分の役割を正しく理解し、すべて自分ごととして考え、客観的に判断できることを目指していきましょう。

 

まとめ

 

✓ここまでの要約

・店長とは店舗運営を取りしきり、責任をもって利益を出していく役割

・店長の仕事は、①部下育成、②商品・資産管理、③売上管理、④法令遵守の4軸からなる

・店長のやりがいは、①責任者として「自分の店」を築ける、②育成に携わり、成長を見ることができる、③目標達成の喜びをチームで味わえる、の3つが大きい

・店長に向いているのは、リーダシップ力・マネジメント力・コミュニケーション力の3つの能力を持っていること

・店長として活躍する秘訣は、自分ごとで捉えるマインドと相手・未来起点の行動

 

 

この記事をここまで読んでいただいた皆さまはきっと現在店長を担っている、また店長を目指している方々が多いのではないでしょうか。

そんな皆さまの不安や疑問を、筆者の経験談も踏まえて具体的に解説することで「店長という仕事」のイメージを明確に持てていると幸いです。

 

店舗運営を取りしきる店長として、チームの成長や目標達成のやりがいは本当に大きなものです。

チームのパフォーマンスが上がると成果が大きくなっていき、さらなるチーム成長へのモチベーションとなり、いいサイクルが回り続けます。

このことを感じる店長や、店長を目指す方が増えるきっかけになると何よりだと考えています。

 

少しでもこれからの行動が繋がり、楽しさややりがいの感じられる仕事につながるヒントになれば、嬉しいです。

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